私たちが目指すこと
「あの時、ちゃんと合う車のシートにしておけばよかった。」
そんな後悔を、なくしたい。
Brumm Booo Driving Society は、社会貢献活動を行う任意団体です。子どもの体に合った安全な車のシートづくりに関する正しい情報を、保護者のもとへ届けることを目的としています。
未来を担う子どもたちを守るために、家庭で迷ったときにたどり着ける情報と、親子で見直すきっかけを広げていきたいと考えています。
チャイルドシートは広まった。でも、それだけでは足りない
ここ数年、チャイルドシートの利用は確かに増えてきました。小さなお子様を車に乗せるとき、専用の車のシートを使う意識も、以前より高まっています。
しかし、それだけでは十分ではありません。
子どもの安全な車のシートづくりは、「チャイルドシートを使う」ことだけがゴールではありません。年齢や身長、体格に合っているか。ベルトが正しい位置を通っているか。深く座れているか。日々の小さな確認が積み重なって、初めて「安全な車のシート」になります。
ジュニアシート、正しい座り方——まだ届いていない現実
特に見過ごされがちなのが、チャイルドシートを卒業したあとの段階です。
6歳を過ぎればシートベルトだけでよい——そう思われがちですが、大人用のシートベルトは大人の体に合わせて作られています。身長や体格によっては、ベルトが首やお腹にかかってしまうことがあります。ジュニアシートが必要なお子様も、後席で正しく座れていないケースも、まだ少なくありません。
こうした「見えにくいギャップ」が、家庭の判断任せになっていることが、大きな課題のひとつです。
知っておいてほしい現実
子どもが後ろの車のシートに座り、シートベルトをしている。それでも、体に合っていなければ、事故のときに十分に守れないことがあります。
実際に、本来防げたはずの痛ましい事故が報告されています。詳しい描写はここでは控えますが、私たちは「座っているから大丈夫」という安心だけでは、子どもを守りきれない現実があることを、社会課題として伝えたいと考えています。
ただし、これは保護者を責めるための話ではありません。正しい情報が届きにくい、見直すきっかけが少ない——その構造を変えていくことが、私たちの出発点です。
正しい情報を、やさしく届ける
Brumm Booo Driving Society は、親を責めるための活動ではありません。
「うちの子には、今の車のシートで本当に合っているかな?」と見直すきっかけを届ける活動です。
専門的な装着診断や安全の保証を行う団体ではありません。あくまで、正しい情報にたどり着くための入口、親子で見直すきっかけ、行動変容を促す社会貢献活動として、わかりやすい情報を発信していきます。
気になる点がある場合は、必ずお使いのチャイルドシート・ジュニアシート・車両の取扱説明書を確認し、必要に応じてメーカー、販売店、JAFなどの専門窓口に相談してください。
セーフコクピット——そのための考え方
私たちが提案するのが「セーフコクピット」という考え方です。
セーフコクピットとは、子どもの体に合った、安全な車のシート環境のこと。チャイルドシート、ジュニアシート、後席シートベルト、座る位置、ベルトの通り方——それらをまとめて、子どもにとっての「安全なコクピット」として考えます。
年齢だけで判断するのではなく、身長や体格、日々の座り方まで含めて見直す。安全を「続けられる」ものにするために、子どもが自分の車のシートとして受け入れられる工夫も大切にします。
チェックポイント——考え方を形にする入口
セーフコクピットを家庭で見直すための、具体的な入口が「やさしいチェックポイント」です。
首にベルトがかかっていないか。お腹にかかっていないか。深く座れているか。今のシートは体格に合っているか——専門的な知識がなくても、出発前に確認できるポイントを整理しました。
このチェックは、安全を保証するものではありません。気になるところがあれば、取扱説明書や専門窓口へつながる、最初の一歩としてご活用ください。
これから
Brumm Booo Driving Society では、情報発信に加え、「きみのコクピット」など、親子で続けやすい習慣づくりも進めていきます。
地域のイベント、保育園・幼稚園、子育て支援団体、企業の皆さまと連携しながら、未来を担う子どもたちの安全な車のシートづくりを、社会全体で広げていきたいと考えています。
その車のシート、本当にその子に合っていますか?
まずは、一緒に見直すところから始めましょう。

