愛車と長く付き合っていくには、こまめなメンテナンスが欠かせません。でも、このメンテナンス、嫌がる人が多いんです。なぜでしょうか? それは、メンテナンスの全容が見えていないからなんです。メンテと言っても何すればいいのかわかっていないから、メンテナンスということに対して恐怖心が常にあるのです。だからこそ、ユーザーのための情報メディアとしてBrummBooo Driving Socieyがありますし、のちほど説明するように整備工場とのコミュニケーションが大切になっていくのです。クルマと上手に暮らしている人の話を聞いていると、例外なく整備する場所とのネットワークをきちんと持っています。また、セルフメンテでも整備工場に任せたメンテナンスでも定期的な楽しみにしていることも特徴です。面白さを感じることで、もっとカーライフが安全に楽しくなっていきます。クルマは単なる移動手段ではなく、生活の一部。しっかりと手入れをすれば、より快適で安全なドライブが楽しめるだけでなく、予期せぬトラブルも未然に防ぐことができます。
今回は、クルマのメンテナンスの重要性や基本的な点検項目、セルフメンテナンスの方法、そして整備工場を利用する際のポイントについて、わかりやすく解説していきます。

目次
- メンテナンスって本当に必要?
- メンテナンスの頻度とチェック項目
- セルフメンテナンス vs プロに頼むべき?
- どこの整備工場を選べばいいの?
- まとめ:メンテナンスを習慣にしよう!
メンテナンスって本当に必要?
「メンテナンスって面倒だし、つい後回しにしちゃう…」なんて人もいるかもしれません。でも、メンテナンスを怠ると、燃費の悪化やパーツの摩耗が進み、最悪の場合、大きな事故につながることも。特にブレーキやタイヤ、エンジンオイルなどの重要な部分は、定期的にチェックしないと安全性に直結します。
例えば、エンジンオイルを長期間交換しないと、エンジン内部に汚れがたまり、燃費やエンジンのフィーリングが悪くなったり、最悪の場合は焼き付きの原因にもなります。ブレーキパッドがすり減ってしまうと、制動力が落ちてしまい、危険な状況に陥る可能性もあります。クルマの寿命を延ばすだけでなく、安心して運転を続けるためにも、定期的なメンテナンスは必要不可欠なんです。
メンテナンスの頻度とチェック項目
クルマのメンテナンスは、点検するパーツによって頻度が異なります。ここでは、一般的なチェック項目を期間別にまとめました。
【短期間】5,000kmごと or 6ヶ月ごと
- エンジンオイル交換:エンジンの健康を守るための基本中の基本。
- タイヤのローテーション:タイヤの摩耗を均一にして長持ちさせる。
- ブレーキパッドの点検:ブレーキの効きが悪くなっていないかチェック。
【中期】10,000kmごと or 1年ごと
- オイルフィルター交換:エンジンオイル交換2回に1回が目安。
- エアフィルター交換:エンジンにきれいな空気を送り込むための交換。
【長期】20,000kmごと or 2年ごと
- スパークプラグ交換:点火性能を維持し、エンジンの調子をキープ。
- ブレーキオイル交換:ブレーキの反応を維持するために必須。
【さらに長期】40,000kmごと or 4年ごと
- クーラント交換:エンジンの冷却液の交換。オーバーヒートを防ぐ。
【特に重要】80,000~100,000km
- タイミングベルト交換:タイミングを逃すと、エンジン全体の損傷につながることも。
【不定期】
- 電装系の不具合:エアコンやパワーウインドウ、セルモーターなどのエンジン回りの部品など。
セルフメンテナンス vs プロに頼むべき?
メンテナンスには、自分でできるものとプロに任せたほうがいいものがあります。
【セルフメンテナンスでできること】
メンテを楽しむ第一歩です。ボンネット(エンジンフード)を開けたことがない、という人、これからの時代に求められる自動車保有はセルフメンテもますます重要になってきます。カンタンなところから一歩を踏み出してしましょう。
- 洗車(洗車も大切なメンテナンスの一つ!)
- エンジンオイルやウォッシャー液の補充
- タイヤの空気圧チェック
- バッテリーのチェック
- ワイパーゴムの交換
自分でやるメリットはコストが抑えられることと、クルマへの理解が深まること。でも、知識がない状態で無理をすると、逆にトラブルを招くこともあるので、無理は禁物。分からなければ、プロに聞くことも大切です。BrummBooo Driving Societyのメンテ推進プラットフォーム「REVALUE CAR MARKET」(2025年秋リリース予定)では、専属メカニックによるアドバイスもセットになっているので、参考にしてみてください。
【プロに任せたほうがいいこと】
- ブレーキパッドやブレーキオイルの交換
- タイミングベルトの交換
- 足回りの点検
- 電装系のトラブルシューティング
ブレーキやエンジン周りは、万が一ミスがあると大事故につながる可能性があるため、信頼できる整備工場に任せたほうが安心です。とはいえ、どこの整備工場にお願いしたらいいのかわからないですよね?そんな方のために、整備工場を選ぶ際のポイントを次の項目で出しておきました。参考にしてください。
どこの整備工場を選べばいいの?
「整備工場ってどこも同じじゃないの?」と思うかもしれませんが、実はお店によってサービスや価格、技術レベルが違います。以下のポイントを参考に選んでみてください。
良い整備工場の特徴
✅ スタッフの対応が親切でわかりやすい説明をしてくれる
✅ 料金が明確で、見積もりをしっかり出してくれる
✅ 作業の記録をしっかり残してくれる
✅ 口コミや評判が良い
大手のディーラー系整備工場は安心感がありますが、価格が少し高め。地域の整備工場やカーショップ系のメンテナンスも、リーズナブルで細かい対応をしてくれることがあるので、選択肢に入れてみるのもアリです。
「REVALUE CAR MARKET」(2025年秋リリース)では、専属の整備工場ネットワークが作られる予定ですし、BrummBooo Driving Societyのコンセプトに賛同してもらえる整備工場のデータベースを公開する予定です。こちらもご期待ください。
メンテナンスを習慣にして楽しもう!
クルマのメンテナンスは面倒に感じることもありますが、安全で快適なカーライフのためには欠かせないもの。少しずつでも習慣にして、整備工場のスタッフとの会話を楽しみながらメンテナンスしていくことで愛着がまし、愛車を長く、大切に乗ることができるようになります。
「そういえば最近、オイル交換してないな…」と思ったら、これを機に点検してみてください。ちょっとした手間が、大きなトラブルを防ぐことにつながります。
安全で楽しいドライブを続けるために、クルマのメンテナンスをしっかり行っていきましょう!